【ウィズダムを売る老婆】子供に伝えたいタルムードの小話

タルムード小話集
Ben BurtonによるPixabayからの画像
この記事は約4分で読めます。

今回はタルムードの小話の第五段です。

タルムードとは?については前回の記事(難破船の3人の乗客)でご紹介してます!
このタルムードの小話を知り、パパは絵本を探してみました。
しかし、絵本にはなっていませんでした。(誰か知っていたら教えて下さい!)

なので、自分で作ってみましたww
私は絵がかけないので、そのかわりパワポでプレゼンっぽく作りました。
よろしければ、ぜひ最後までご覧ください!

  • ウィズダムを売る老婆というお話
  • 怒りがこみ上げても一度考えること
  • ユダヤ人の使うタリートとは

ウィズダムとは

ウィズダムはユダヤ人が大切にする価値観で、過去の経験に裏付けされた賢明なる判断や行動のことを言います。

前回のブログでも説明しているのでこちらをご覧くださいませ。

タリート(タッリート)とは

今回の物語の中でユダヤ人が身につけるタリートが出てきます。

イメージをしやすいようにタリートとはなにかをこちらで説明しておきます。

タッリートタリットטּלִּית tallīthアシュケナジム式ヘブライ語talis)は、ユダヤ教の礼拝の時に男性が着用する、製の肩掛け

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88

画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Prayer_Shawl.JPG

ウィズダムを売る老婆

解説

このお話の主人公は、すべての金貨を老婆に捧げています。

これはユダヤ人にとって大切な価値観である「ノーペイン・ノーゲイン」にも繋がっています。

また金貨よりもウィズダムは価値あるものだという描写でもあります。

老婆が授けてくれたウィズダムは「ゆっくり安全な道」と「怒りに身を任せず、一晩考えること」の2つでした。

どちらのウィズダムも、私は自分の気持ちを行動で戒めよということであると解釈します。

早く帰りたい気持ちを抑えて、安全な道を選択する。
怒りを爆発させたい気持ちを抑えて、一晩考える。

実生活でも他者との交わりの中で色々嫌なことはありますが、一度自分で怒りを飲み込み、一日置くということは実践できそうです。

子どもたちにも、怒りに身を任せない心のあり方を教えてあげれたらと思います。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!

前回に続いてウィズダムにまつわる物語です。
タルムードで語られるウィズダムは生活の中でも参考にできると思っています。
自分の子供達にも大事な価値観として伝えていければと思っています。

それでは、良い子育てを!

ブログランキングに参加してます!
よろしければポチッとお願いします!
にほんブログ村 子育てブログへにほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 教育情報へ
にほんブログ村

参考書籍紹介

今回紹介したタルムードの小話はこちらの書籍でも紹介されています。
小話の紹介だけでなく、ユダヤの家庭教育についても詳しく調べられており、
子育てのヒントになる情報がいっぱい詰まっているオススメの書籍です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました