【子供と一緒に読みたい】おすすめのタルムード小話10選

タルムード小話集
Francine SrecaによるPixabayからの画像
この記事は約11分で読めます。

世界の人口の約0.2%しかいないユダヤ人ですが、ノーベル賞受賞者の20%がユダヤ人です。
あのアインシュタインや資本論を書いたマルクスもユダヤ人です。
ビジネスでも著名なユダヤ人はたくさんいて、スティーブン・スピルバーグやGoogleの創設者のラリー・ペイジセルゲイ・ブリン、Facebook(現在はmeta)の創設者マーク・ザッカーバーグ、スターバックスコーヒーの元CEOハーワードシュルツもユダヤ人家系です。

ユダヤ人家庭ではタルムードという聖典を使い、母親が子供に読み聞かせを行っています。

このタルムードの小話ですが、とてもおもしろい話が多く、豊かな人生を送るためのヒントが散りばめられています。

これまで本ブログでは11本の小話を紹介してきました。
この記事は今まで紹介した小話のまとめ記事になります。

とても面白いのでぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!

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  • タルムードとは
  • 豊かに人生を送るためのヒント
  • 子供と正解のない議論をするために

タルムードとは

皆さんは「タルムード」をご存知でしょうか?ユダヤ教徒の生活・信仰の基となる聖典です。

タルムードヘブライ語: תלמוד‎ Talmud、「研究」の意)は、モーセが伝えたもう一つの律法とされる「口伝律法」を収めた文書群である。6部構成、63編から成り、ラビの教えを中心とした現代のユダヤ教の主要教派の多くが聖典として認めており、ユダヤ教徒の生活・信仰の基となっている。ただし、聖典として認められるのはあくまでヘブライ語で記述されたもののみであり、他の言語に翻訳されたものについては意味を正確に伝えていない可能性があるとして聖典とはみなされない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%89

このタルムードの中には子供に伝える物語が数多く収録されており、その多くに学びがあります。
ユダヤ人家庭では母親が子供にこの小話を読み聞かせ、話の中で

「あなたならどうする?」
「なぜそう思う?」

といった質問をしながらコミュニケーションをとっているそうです。

子供のうちからいろんな場面で「なぜ?」「どうする?」を楽しく会話することで、思考の体力を養っていくことがユダヤ人家庭では当たり前となっていることに驚きました。自分の子供達ともいつかそんな議論ができるといいなと思い、私はこのタルムードの小話を学び始めました。

タルムードで学ぶ人生を豊かにする大事な価値観

タルムードの小話の中でもアヤケンパパが特におすすめしたい物語です。
人生の判断基準や大事な価値観を教えてくれる物語だと思います。

ノーペイン、ノーゲイン

見返りを求めず、他者に尽くす。
この価値観を持ち生きることの大事さが学べます。

適正なリスクを取ること

大事なことはリスクを犯さないことではなく、リスクを分類し適正に取っていくことという物語です。

どんなときも今が最良と考えること

どんな災難も自分自身が今が最良と思えることで幸福度が増すという物語です。
本ブログの中で最も読まれている記事でもあります。

豊かさを見せびらかさない

自分自身に見合った報酬と価値を考えさせてくれる物語です。

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賢明に生きるヒント、ウィズダムとは

ウィズダムとはWisdomeと表記されます。

辞典などでは以下のような和訳があります。

賢いこと、賢明、知恵、分別、賢さ、賢明にもこと、学問、知識、博識

https://ejje.weblio.jp/content/wisdom

賢明さや知恵、知識といった意味で表されています。

ですが、ユダヤ人の使うウィズダムの持つ意味とは少々異なるようです。

ユダヤ人はウィズダムを豊かな経験に裏付けされた、賢明な判断や行動をウィズダムと言っています。

これは、家族や親族で年齢が上の人を敬う意識の高いユダヤ人だからこそ、過去の経験を大切にし行動するということに繋がっているのだなと感じました。

このウィズダムを大切にすること、お金よりもウィズダムに価値があるということを教えてくれる3つの物語があります。

なぜ?を問うことの大切さ

ユダヤ人は交渉、討論が大好きです。深い議論を交わせる相手を信頼するようです。

タルムードの小話に出てくる物語も交渉や議論をする場面がたくさん描かれています。

登場人物はたとえ相手が神様であっても、自分が納得できないことは交渉することで条件を変更していきます。

次の3つの物語では、様々な場面で交渉が行われています。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!

今回のお話は今までご紹介したタルムードの小話をまとめました。

アヤケンパパの息子たちはまだ小学校前なので、少し早いのですが、大きくなったら一緒にこの物語を使って、
「なぜ?」「どうしたらいい?」とコミュニケーションを楽しめたらと思います。

みなさんの子育てのヒントになれば嬉しいです。

それでは、良い子育てを!

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参考書籍紹介

今回紹介したタルムードの小話はこちらの書籍でも紹介されています。
小話の紹介だけでなく、ユダヤの家庭教育についても詳しく調べられており、
子育てのヒントになる情報がいっぱい詰まっているオススメの書籍です。

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