2021-12

世界の人口の約0.2%しかいないユダヤ人ですが、ノーベル賞受賞者の20%がユダヤ人です。 ユダヤ人家庭ではタルムードという聖典を使い、母親が子供に読み聞かせを行っています。 このタルムードの小話ですが、とてもおもしろい話が多く、豊かな人生を送るためのヒントが散りばめられています。

この物語には結末や正解がありません。ユダヤ人家庭ではビジネスで大事な価値観を育てるような童話が読み進められています。 キツネとぶどう畑というお話｜リスクコントロールと参入障壁を高く｜正解のない問いに子供とディスカッション

賢明な人生を送るための大切な教訓の学べる物語です。人間は誰しもが弱いスズメなのです。 金の冠をかぶったスズメというお話｜己の価値を大きく見せると身を滅ぼす｜適正な報酬を受取る大事さ

ユダヤ人は交渉、議論が大好きです。この物語の登場人物（？）は目と足と手と口です。 両手、両足、両目と口、誰が一番偉い？というお話｜舌の先に幸せがある｜主張、質問を怠るな

「なぜ？」と考えることをやめたとき、ユダヤ人は神から大きな天罰が下ると信じています。 モーセの反論というお話｜なぜ？を常に大切に｜NoとBecauseは必ずセットで

ユダヤ人は交渉、議論が大好きです。相手が誰であれ、自分の納得のいく結果になるまで交渉を続けます。 ソドムの町の神との交渉というお話｜小さく始め、大きく育てる｜相手が誰であれ交渉は続ける

子供に伝えたいタルムードの小話も第六段まで来ました。今回は大事な経験は失敗から作られるというお話です。 道に迷ったお姫様というお話｜成功よりも失敗が大事｜SNSであふれる成功体験

ユダヤ人は豊かな経験に裏付けされた、賢明な判断や行動をウィズダムと言っています。この物語で語られるウィズダムはこみ上げる自分の気持ちを一度俯瞰して見ましょうというものです。 ウィズダムを売る老婆というお話｜怒りがこみ上げても一度考えること｜ユダヤ人の使うタリートとは